ニュータイプ

2004年3月15日 科学
家以外のトイレに行くと、たまにウォシュレットなるものがある。

なんと紙で拭く前に、お尻(の穴)をキレイキレイしてくる装置だ。
しかもお湯洗いしてくれるというのだから、ハイテクの極みだ。

しかし、僕はコレを使うことに躊躇していた。

もし、俺のシッティングポジション(ダブルミーニング)が他人と違っていたら、
これは大惨事になること請け合いだ……。

コイツが登場してから、約10年くらい経ったであろうか。
僕は初めて「おしり」と書かれたボタンを押してみた。

プチッ。
ビャーーーーー!!

 し、しまった……!!

僕のポジションはコイツが思っていたよりも浅かったのだ。
濡れる便座のフタ。

「ハガー!!もっと深く座れッ!!」

脳内にトイレ指揮官の叫びが木霊する。

 うおおおっ!!

僕は思い切って深く座る事にした。

 こ、これは…!!

僕の肛門にお湯がジャストミートしている……!!
こ、これがウォシュレットの力なのか……!!

しかしそのとき異変が起きた。
だんだんとお湯が水に変わっていっているじゃあないか!!

「ハガー!止めろ!!水を止めるんだ!!凍え死ぬぞッ!!」

 くそう!!俺はこの装置の止め方を……知らないっ!!

もう一度「おしり」と書いてあるボタンを押してみる。

 いちかばちかだ!!
 時間制限タイプであった場合、この噴出は延長するっ!!

しかし水攻めは止まろうとはしない。

 なにぃ!!!

そのとき「おしり」ボタンの横に違うボタンを発見する。

 「ビデ」……だと!?
 いや、これは違うだろう!?

そしてさらに横にまたあるボタンを発見した。

 「とめる」……だと!?
 こ、コイツだぁーーーっ!!

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