流行語大賞

2004年12月15日 国語
2005年度流行語大賞

大賞:「カチッ」

受賞者:スイッチ

なにかとスイッチを入れることの多かった2005年。
その度に「カチッ」と定番の台詞が登場した。
強く入れても「カチッ」、ゆっくり切っても「カチッ」。
揺るぎない精神力で辛抱強く言い続け、ついに受賞となった。
石の上にも三年とはよく言ったもので、まさに新しい諺の誕生を予感させた。

金賞:「って」

受賞者:殴られた人

人間、生きていれば多少なりとも怪我をするが、
その瞬間というものは格好良くなることはそうそう無い。
そんな場合に格好良く見せるための言葉がこの「って」である。
一番良いのは、殴られたときに仰け反り、唇の血を拭きながらの「って」だ。
人気テレビドラマ「にっこり動物アイランド」からの受賞となった。

銀賞:「音楽全般」

受賞者:作曲者

当機関が本当の流行語とは何かと考えたとき、
ある一人の職員がこう言った。
「声って音程あるっしょ、これって曲じゃね?」
その他の職員は皆、目から鱗が落ちた。
このような成り行きもあり、思い切って無音楽全般を銀賞とした。
その音の一個一個に「ド」や「レ」などの名前を付け、
長さやリズムの組合せによっていろんな曲が生まれるのである。

銅賞:「ポッフィー的」

受賞者:俳優 坂上忍氏

ご存知ではあると思うが、昨年、一昨年に続いて三年連続の受賞となった。
「引っ張り」、「ビー玉洗い」などの職人芸は、
お茶の間に阿鼻叫喚をもたらした。
人気番組「パーンパンパンパーン」の中で同氏が使用していた言葉が受賞となった。
言葉の意味は多様で、本をどこまで読んだかわかる目印を指すこともあれば善悪を指すこともある。
受賞の感想を求められ、坂上氏は、
「グースーベガン的には…」
と発言し、我々の期待を裏切り、来年への意欲を窺わせた。

昨年の大賞

http://diary.note.ne.jp/12181/20031201

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年5月  >>
27282930123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索